気楽の材料

私も、あなたも、みんな最後には死ぬんだ。

呑気でいつも楽しそうなあの人も、賢いゆえに考えすぎて精神を病んでいるあの人も、有名な人も、お金に余裕がある人もない人も、どうせ死ぬ。

 

人の死は必然だって、誰にでもわかることだって思われがちだけど。

 

本当にわかってる?

 

必ず誰にでも訪れることなのに、死を経験した人はここにはいない。

死を実感として「わかる」と言える日は来ないんだよ。わかるはずないんだよ。

 

 

どうして他人の粗探しに夢中になっているの?

どうして誰かを憎むことにエネルギーを使っているの?

どうして自分を傷つけていることに気づかないの?

どうして自分の成長を自分で止めるの?

 

死ぬことを「わかっている」なら、これらがいかに無駄なことか「わかっている」はずだろうに。

 

いまここにいる私たちの中の、誰にもわからない「死」を、せめてどんなふうに受け止めるべきかくらいは、考えよう。

 

どうせ全員死ぬんだ。

 

同じ「結果」を全員が享受するなら、「過程」くらいは、自分を楽しませてあげようよ。